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トラックドライバーの労働時間 

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トラックドライバーの労働時間

トラック運転手の労働時間に基準はない!?

トラック運転手の労働時間は求人情報などを見てみると、そのほとんどが8時~18時だったり、8時半~17時半とか記載されていることがほとんどです。ちなみに私も求人を出す時はだいたい同じような時間でだします。しかしながら実際の労働時間は全然違うことが少なくありません。その理由としてはトラックドライバーという職業で時間の概念を適用すると、業務上上手くいかないことが多いからです。例えば、荷物が多い日はそれだけ時間が掛かり、逆に荷物が少なくても交通事故などで渋滞が発生し、運びたくても運べない状況が生まれその結果残業が発生するなどがたまに起こるからです。他にも、長い距離を走る大型トラックともなると、積込み先で出荷が遅れたりすると、遅れた分を取り戻すために眠たい目をこすりながら走ることも珍しくないです。つまりトラックドライバーは、2t、4tなどで決まった配送をしない限りは、労働時間に非常にばらつきがあるということです。

管理人
※じゃぁなぜ求人にそう書かないのか?理由は簡単で、ハローワークでも一般の求人でも、そう書いてくださいと言われるからです。いや私は求人に、時間通りになんか終わりませんよ?その分給料も高いよ?最低限の労働時間は守るよ?休日もまぁまぁ取るよ?と書きたいといいましたが却下されました。私は労働基準法を熟知して提案したにも関わらずです。なのではっきり言います。トラックの求人記事の労働時間は当てにならないので、面接にいって確かめることをお勧めします。

本当のトラックドライバーの労働時間はどれくらい?

実際のトラックドライバーの労働時間はどれくらいでしょうか?近年トラックドライバーの労働条件改善のために厚生労働省から改善基準告示がだされています。その中身を書くと
1、1ヵ月の拘束時間は293時間
(労使協定を結ぶと6ヶ月は320時間まで可能、1年間の3516時間は越えてはいけない)
2、1年間の拘束時間は293時間(12ヶ月)=3516時間
3、1日の拘束時間は、最大で16時間まで
4、1日に休息時間は継続8時間以上となっています。
5、拘束時間が15時間を越えていいのは1週間に2回まで
6、1日の休息時間が9時間未満は1週間に2回まで
となっています。他にも運転時間等細かく決められいます。運行管理者を取る人以外はこれだけで十分です。そしてこれらを基準にして本当のトラックドライバーの労働時間を私の経験と勘のみで答えます。
1,大型トラックドライバー(長距離)労働時間 260時間~400時間(おいおい・・・。)
2,大型トラックドライバー(近距離)労働時間 200時間~350時間(お・・・。)
3,4tトラックドライバー (中距離)労働時間 200時間~340時間(・・・。)
というきわどい労働時間になってくると思います。こうなる大きな原因は、季節による特定月の繁忙期や、冷蔵庫などの荷待ち時間が影響するからです。会社によって様々だと思いますが、労働時間を守れていない運送会社も数多く存在すると思います。

管理人
※実は、ここがブラックとかグレーとか言われる所になるのですが、労働時間を完璧に守れている会社は基本的に給料は安いです。つまりトラックドライバーにとって稼ぎたいと法律を守るは完全に一致しないのです。労働時間を完璧に守れて、給料も高い会社は基本的にドライバーもやめないので、かなりの運がないと入社さえできません。(開きがでないので求人も必要ありません。)この辺も難しく、現役ドライバーの方にとって法律でガチガチに固めることは、実は業界を衰退させてしまう要因にもなってしまうのです。


番外編 連続運転4時間に30分の休憩というなぜの法律
書くのを迷いましたが、改善基準告示のなかに上記のような物が含まれています。一体これはなにがしたいんでしょうか?トラックドライバーにおいて、眠さやきつさを感じたら、確かに休むことは重要です。しかし体力も気力も充実しているのにわざわざパーキング等で30分の休憩・・・。意味あるの?厚生労働省さんこういう机上の空論いりません。

結局トラックドライバーの労働時間は良くなるの?

運送業においての労働時間の問題は、解決に至るまで現状いくつものプロセスが必要になります。一体どうすればトラックドライバーの労働時間は改善され良くなるのでしょうか?

1つ目は、運送会社全体の運賃の底上げです。これができると積込みにや荷下ろしの時に、別の作業者を従事させるとも可能になり、さらに一人あたりのトラックドライバーの労働時間もある程度ですむようになります。また、今まで集荷などを負担していた大型トラックなども、集配運賃の確保で、荷積みの件数が少なくなるはずです。まさに一番効果のある方法です。(しかし、上がらない・・・。)

2つ目は、運転手と運送会社が協力して、荷待ち時間の解消などを荷主に訴えていくことです。今まで半場諦めていた荷主に対する要求も打開策として積極的に訴えて行くべきです。

3つ目は、運送会社の配車担当を教育して、労働時間改善に向けて意識を持ってもらうことです。トラックドライバーだからといって遠慮する必要は無く、知識を身につけ、それを配車担当に知らせていくことで労働時間改革に一体感を生ませましょう。特に配車担当でトラックドライバーは、走ってなんぼという方がいれば、その考えはとても古く、今後の時代には対応できなくなるでしょう。配車担当が超絶優秀な会社は例え弱小企業でも数年でたちまちいい会社になります。

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