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トラックドライバー募集に対する考え方

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トラックドライバー募集についての課題(経営者側視点)

最近、運送会社の社長や管理者とお話しする中でドライバー不足についてよく話題になります。そして皆さんが口を揃えておっしゃるのがドライバーがいない、ドライバーが集まらないという悲観的な言葉です。
私は、その場では同調しますが心の中では本当にそうですか?と疑問になる時があります。それは自分がトラックドライバーを何十人も面接して採用し退職されてを繰り返えすうちに採用する側にも問題があることを再認識させられたからです。

そもそも上の話の中でドライバーが集まらないという言葉はよく耳にしますが、どうすればドライバーが集まるのかという議論については全く聞こえてきません。ドライバーが日本の高齢化社会に伴って減少するのは当たり前の話でありこれを解決する方法は、国でも考えうる有効的な施策を打てずにいます。そのような環境において、各運送会社の社長や管理者がドライバー不足を口にしても、まったくもって意味はないのです。今求められてる答えは、どうすればドライバーが集まるのか?どうすればドライバーが定着し人材不足をふせぐことができるかについてです。まずはドライバー不足という悲観的な言葉に惑わされずに、ドライバーを集める方法を必死に考えて実践し、失敗しても挑戦して努力を続けていく。そういう経営者側の考え方につきると思います。
私は、ドライバー不足を本気で解消するためにいろんなことを考えてきました。そしてドライバーが集まってからも、どうやったら日々を満足して頂けるか?どうやったらより若い人材がトラックドライバーとして定着してくれるかを日々考えています。

簡単な例になりますがトラックドライバー募集についての前向きな考え方を少し紹介したいと思います。ドライバーを集める方法については、それぞれの会社で違いがあるので一概には言えませんが、基本的な方法は主に3つで考えることができます。

①ドライバー募集の前になぜ会社を辞めるのか?の研究をする

トラックドライバーが会社を辞める時の原因は会社に対するなんらかの不満です。その不満の原因を突き詰めることで、人材流出のポイントが見えてきます。
お金に対する不満、人間関係に関する不満、給与に関する不満、トラックに関する不満、自分自身の評価に対する不満、将来に対する不満、様々な要因が導き出されるはずです。もし明日辞めるドライバーがいるのであれば、最後に勉強させて貰うことも必要です。なぜ辞めようと思ったの?これを聞くことでその会社に対する問題点が一番簡単に見つかるはずです。本人が辞めるといっているからしょうがないと考えずに、そこが変われば会社はもっと良くなるんだという考え方を持つべきです。

一つ例を挙げるとすれば、お金が不満で辞める人がいた場合、その会社の問題点は次のようなことが考えられます。

・運賃が安いため高い給料が払えていない。→ 運賃交渉を行いましょう。
・給与の評価の方針が間違っている。→ 給与が適当で頑張っても変わらない。
・運行事態に無駄が多い。→ 配車担当の能力次第では運転手のポテンシャルが発揮されていない。相対的に給与は安くなる。

このように1つの問題から会社にとって足りない部分がいくつも出てきます。ドライバーが辞める時は、その原因を知り次に生かすことが非常に重要です。

管理人
当時私が運送会社に入社したころ運転手が不当な評価を受け、配車担当の運行に無駄が多く相対的に給与が悪くなり、経営者が適当な給与をつけるという無法地帯でした。その結果、勤続年数が長くなる程にわがままを言うドライバーが横行していました。
このため、自分自身が配車担当になって運行の無駄を取り除き、社長に直談判をして給与規律を正して不当な評価を取り除き、運転手のわがままを喧嘩をしてでも是正していきました。入社1年後でトラック経験無しだったので相当文句を言われましたが、結局正論には勝てません。全員が納得するまで半年も掛かりませんでした。1年後にはドライバーの数は2倍、収益は4倍に増えました。

当然、日本でも上位の運送会社はこういった問題はきちんとしたヒアリングと対策を行っていると思います。しかしながら社長の顔をいつも確認できるような中堅規模の会社なら1人のドライバーが辞める原因はしっかり研究することができるはずです。まず、ドライバー募集の前にドライバーを辞めない会社作りが必要です。

②ドライバー募集の戦略をきちんと考える

ドライバーを確保する上で、ドライバー募集の戦略は非常に重要です。ドライバー募集の戦略をいくつか例を挙げてみます。

ドライバー募集をする時期を考える。

今勤めてる運送会社を転職したいと考えている人がいるとして、その人はいつ頃転職されると思いますか?12月頃に転職をする人はまずいません。それは業界的に一番の繁忙期になるため、なかなか辞めずらい時期であり他社を面接したくても面接する暇もないからです。採用する側も繁忙期にいきなり辞めるような人は印象が非常に悪いです。こういった理由から、12月の募集は避けるべきです。それよりも新年度の年明けに予算を2倍かけた方が募集効果は高くなるでしょう。募集の時期は闇雲に行うより、的を絞って戦略的に行うべきです。

ドライバー募集は時には大胆に行う。

ドライバー不足の緊急性が高い場合、時には大胆にお金を使うことも必要です。現在は募集媒体もネット主体に変ってきてます。そして、ネット主体の募集はビジネスの構成上、お金の投下割合で変ってしまいます。簡単に言うとお金を掛けた方がトップページに乗りやすく自社の露出割合も高くなってしまいます。つまり、もし年間求人募集に100万円予算がある場合、毎月10万円ずつ予算を掛けるよりその月に100万円使った方が効果があるかもしれません。こういった大胆な発想も必要になります。とにかく、ドライバーのいない空き車両が断トツに無駄な金という認識をしましょう。

ドライバーを募集する時にはどんな人が必要なのかをしっかり考える。

募集をする際にはきちんと色分けをしましょう。地場便か大型長距離運転手なのか、定期運行かフリー便なのかといった具合です。
例えば大型長距離でフリー便の募集を考えてみましょう。
基本的に大型長距離便で働きたいと考えている人は給与水準を一番重視します。この場合、同地域で他社の給与水準を知らない場合お話しにもなりません。募集する準備さえできないないナンセンスな状況です。まずは、他社の給与水準を調べましょう。そして同じ地域の運送会社に給与水準で負けている場合かなり不利な状況です。給与以外で差別化戦略をするか、素直に給料水準を上げる戦略をするか判断しましょう。給与以外で差別化戦略をする際には、明確に募集要項に記載してアピールする必要があります。
次に地場便の2t、4t車の募集を見ていきましょう。
まずは、同様に同地域の他社の給与水準を調べ上げた上で、他社に勝る部分を模索していきます。大型長距離便と違って給与水準が一番重視という可能性は下がります。運行の内容や安定した休日など給与以外の部分を重視する人が多くなるからです。この場合給与以外に重点を絞って他社と差別化することが必要です。このように求める人材によってなにを売りにするかが変わってきます。ここをしっかり理解した上でドライバー募集の戦略を考えましょう。

その他退職金などの福利厚生を考える。

よくドライバー募集に対して退職金制度や福利厚生が充実していないから集まらないという意見が聞こえてきますが、個人的にはあまり重要度は高くありません。もちろん退職金があった方が会社の売りにはなるでしょうが・・・。退職金て計算できますか?という話です。運送会社の中には歩合給制度をとっている会社もありますし、退職金が入社の決め手になったケースをほとんど聞いたことがないです。それよりも、働く仕事の内容をしっかり説明した方が効果が大きいような気がします。管理職側の退職金については、全面的に支持します。

このようにドライバー募集といってもそれぞれの会社で戦略も変わってきます。募集する前に自分の会社と他社の差別化ができるようにしっかり対策をとる必要があると言えます。

③人材募集を会社全体で取り組む

ドライバーを募集しているのは主に経営者や人事担当者、配車担当など様々です。しかしながら本当に募集をするなら会社全体として取り組むことが重要です。これは社長が人材募集に対して取り組んでいたとしても、現場の配車担当などにその気持ちが伝わらない場合があるためです。配車担当に気持ちが伝わらないとドライバーにも伝わりません。ドライバー募集のための対策の話をこれまで進めてきましたが、もっとも重要なのは
ドライバーに人材募集をさせることです。わかりやすく言えばお友達戦略です。これがあるのとないのでは歴然とした差がでます。まさにドライバー募集における最強ツールといっても過言ではありません。基本的にドライバーがドライバーを呼び込む好循環の流れを作るためには会社に対する不満や問題点を追及し、よりよい会社にならないと達成できません。しかしながら疑似的に好循環の流れを作ることは可能です。いい会社を作るために努力をする姿勢を見せて、ドライバーがその気になってもらうことです。そしてドライバーにお友達戦略をお願いしましょう。気持ちが伝われば1人~2人くらい簡単に集まるかもしれません。

管理人
ドライバーがドライバーを呼ぶ好循環の流れができれば、人は勝手に集まってきます。下手すると順番待ちになるくらいに効果があがることもあります。

このようにドライバー募集に対する考え方を変えることで、人材不足を解消することは可能です。まずは、経営者や人事担当、配車担当の意識を変えてみましょう。

新人管理者
これでも集まらなければどうなるんでしょう?
管理人
ん?・・・手はまだありますがここでは話せないですね。コンサルの領域になるので
新人管理者
結構ケチなんですね。求人媒体はどこを使うんですか?
管理人
適当でいいです。
新人管理者
え?適当?なぜですか?
管理人
トラックドライバーの求人はほぼIndeedで集約されちゃったからね。あとなんども言うけどコンサルの領域・・・わかりました書きましょう。

 

 

 

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