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トラックの車両装備を覚えよう! 

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トラックの車両装備

トラックは、貨物を運ぶため様々なトラックが存在します。大きさの違いでいえば、2t、4t、10t、10t超といった具合に分かれていき、形状の違いで言うと、平ボディ、ダンプ、アルミバン、アルミウイング、冷凍冷蔵車など、他にもたくさんの種類が存在しています。今回は様々なトラックが存在する中で、一般的なアルミバンタイプや、冷凍冷蔵車などに使われている車両装備を紹介していきます。

トラックの車両装備(箱車、冷凍冷蔵車など)

トラックの車両装備(荷物を支え、固定する道具)

1、ラッシングベルト(通称ガッチャ)
ラッシングベルトは荷物を締結するため、幅広ベルトに固定用のバックルを取り付けたものです。荷物を固定する時などに使用する装備です。ガッチャと呼ばれることもあり、その名前の由来は、荷物を固定する時に、ガチャガチャと音を立てながらバックルを締めていくためです。先端がレールに取り付けれるような形状の物は箱車、先端がフック上の物は平ボディなどに使用することができます。

管理人
ラッシングベルトは、カム式とラチェット式があります。上で紹介したガッチャは、ラチェット式と呼ばれていて、バックルの反復を繰り返すことでベルトを締めあげていきます。そしてカム式は自分自身ではあんまり使ったことがないです。

2、ラッシングバー(ショーリングバー)
ラッシングバーは、トラックの中の左右壁面に備え付けれているレーンに取り付ける棒です。コンパネや仕切り版などの合わせ技で荷物を固定する時に使用する装備です。使い方はラッシングベルトとあまり変わりませんが、トラックドライバーの中には、ラッシングバーを使って、邪魔なコンパネや仕切り版、緩衝材などを天井に貼り付けたりしている人もよくいます。アイディア次第では結構寛容性があります。

3、カーゴバー(突っ張り棒)
その名の通り、突っ張り棒の要領で荷物を固定したりする装備です。上下左右に取り付けが可能で、様々な用途で使用できます。しかしながら上のラッシングバーと違い耐重量面(横にした場合など)では若干劣ると思います。取り付けも楽なのであると非常に便利です。

4、ストレッチフィルム(ラップ)
あらゆる面で使うことができる非常に便利な装備です。一般的な家庭にあるラップをトラック用に大きくし、強度を上げた物です。パレット輸送などをする場合に荷崩れ防止として使われることが多いです。2~3周ぐるぐると巻いておくと運転中での商品事故を防ぐことができます。その他にも、アマゾンなどでは段ボール中身の固定にストレッチフィルムを使用して、梱包しているのをよく見ます。

5、コンパネ(コンクリートパネル)
荷物を固定する時に仕切りのかわりになる装備です。コンパネという名前は、コンクリートを流す際に使用するベニヤ板から来ています。箱車の場合荷物によっては隙間ができたりするため、中仕切りみたいな形で使われることが多いです。しかしながら近年、食品などを扱う会社では、ベニヤの特性上、木くずが入ったり、カビが生えたりする可能性があるため、プラパネ(プラスチックパネル)を使用する所が増えています。一般的にラッシングベルトなどで固定するなどして使われることが多いです。

5、緩衝材
緩衝材といっても様々な種類や形状の物があります。パレットで積む際に生じる隙間に使用したり、荷崩れ防止の仕切りとして使用したり、ラッシングベルトで締め上げる時にバックルが当たらないように工夫したり、使い方は様々です。運転中の急なブレーキなどで衝撃を和らげてくれるため、トラックの大きさ形状に関わらずに、積んでいる方も多いです。

6、仕切り板(冷凍車用)
冷凍冷蔵車用の装備ですが、中に断熱材が入った厚めの仕切り板です。これを使うと、前が冷凍、後ろが冷蔵といった具合に簡易的に2温度帯をつくることができます。当然荷物を固定したりする仕切りの効果もあります。

管理人
仕切り板はとにかく重いのはパスです、重いと非常に邪魔になります。また結構固くて丈夫に見えますが、蹴ったり無理な扱い方をすると、中折れしてしまうので意外ともろいです。軽くてある程度丈夫なものがベストです。

トラックの車両装備(荷物を動かす道具)

1、パレットローダー(ジョロダー)
ジョロダーは、起こし棒を使いテコの原理で、パレットなどの重たい荷物を移動する時に使用する装備です。ジョロダーを使う場合は、トラックの床底にあらかじめジョロダー用のレーンを敷かれた車でないと使用することができません。

管理人
ジョルダー?ジョロダー?パレットローダー?この車両装備に関しては、私もなんて呼んでいいのかわかりません。正式名称はパレットローダーらしいです。

2、パレスライダー(パレットローラー)
パレットローラーは、上のジョロダー用のレーンなどが敷かれていない場合に使用します。同じくパレットなどの重たい荷物を移動する時に使用する装備となり、リフトなどでローラーの上にパレットなどを載せてもらい動かします。しかしながら、移動はできるのですがパレットの下のローラーを抜くことができないため、パレットごと載せることは困難です。段ボール用の小さい物もあります。

3、ローラーコンベヤ
ローラーコンベヤは、ローラー上で段ボールなどの荷物を移動する時に使用する装備です。複数人で作業する場合は非常に便利です。少し角度つけるなどをすると、段ボールの重さで自動的に荷物が移動していきます。ローラーの長さもいろいろあるため、用途によって使い分けることができます。

4、ハンドリフト
4t車などの小型や中型のトラックで使用することが多い装備です。ジョロダーなどが使用できない場合などは、ハンドリフトを使ってパレットごと荷物の積卸しをすることができます。使い方としては、ハンドルを手前に倒すと油圧が加わりパレットが持ち上がり、レバーを握るとパレットが下がります。倉庫内のちょっとした作業でも使われることが多いです。

5、カゴ台車
トラックの標準装備かどうかは別として、荷物を動かす道具としては頻繁に見かけることが多いです。商品が多い場合、カゴ台車で簡単に分けることができ、人力で比較的楽に荷物を動かせます。納品先などで、カゴ台車に分けて卸したりすることもよくあります。

管理人
重たい商品を扱う場合、ケガの元になる時もあります。タイヤが劣化して動きずらいのに、200kg超の荷物を積む所もあるからです。動かすために相当力が必要・・・カゴ台車の意味あるのか?タイヤ変えてくれ!!といった具合に非常に苦しんだ経験があります。

トラックの車両装備(安全&トラブル用)

1、車輪歯止め
歯止(ハドメ)めは、トラックの車輪が勝手に動かないように車輪と車輪接触面との間に挟んでおくものです。トラックで積卸しを行うホームなどは、少し坂になっていたり、角度がついていたりする場合があります。その際に荷物を積むと、重さでトラックが勝手に動いてしまうことが起きてしまうため、それを防止する役目をおっています。しかなしながらそれ以外にも、地震などのありとあらゆる外的要因によってトラックが動いてしまうことがあるため、基本的に停車中は歯止めは必須になります。

2、標準工具
ドライバー、ペンチ、レンチなどの装備です。車両の点検や修理などに使用します。一般的な工具類です。

3、クリップボルトレンチ
ボルトやナットなど、ねじの締付や取り外しに使用する装備です。タイヤの脱着の際に使用したりします。万が一タイヤがバーストしたりして、交換が必要な際に手動で行います。最近大型車や長距離ドライバーなどで、手動で交換ができない人も増えていますが、タイヤ交換のスキルはトラックドライバーの必須?のスキルといえますので、先輩に聞くなどしてぜひ勉強しておきましょう。ただし、旧式タイヤ(JIS方式8本)のナットの締め方は、トラックの場合乗用車とは違って、左側のハブナットの締め方は逆になります。その理由としてはタイヤの回転方向にナットが締まる構造になっているからです。こればかりは、それぞれで確認してください。

 

管理人
締め付けは、足で乗って2回バキバキと聞こえたら締まったなという感じです。ただし、基本的に緊急的に行うことを想定しているため、後日必ず既定のトルク値で再度締めるようにしましょう。

3、クランクハンドル(スペア用)
スペアタイヤの取り外しに使用します。スペアタイヤは、ただトラックに吊り下げらているだけでクランクハンドルを使うと、簡単にとりはずせます。所定の穴にクランクハンドルを差し込みくるくる回すと、タイヤが下に降りてきます。

4、油圧ジャッキ
タイヤ交換時にトラックを持ち上げるために使います。整備工場など床が平坦で頑丈なところで使用しましょう。油圧ジャッキを車体のジャッキアップポイントに合わせ、少しずつ車体を持ち上げていきます。この時、反対側のタイヤは、歯止めなどで固定するようにしましょう。少しタイヤが接地面から浮くくらいで交換することが可能です。

5、消火器
基本的に、トラックに積載義務はありませんが、危険物などを運ぶ際には積載条件となります。大型車やトレーラーで積んでいないことは、ほぼありません。トラックで火災が発生することは珍しくないです。緊急的に乗用車などの事故で救出する際にも使用することが可能ですので、ぜひ積んでおきましょう。

管理人
私の経験上知り合いの会社でトラック火災が起きたのを聞いたことが2回あります。その時の火災はタイヤから火がでたものでした。タイヤは熱を持ちやすいため、急に燃えることがあります。

以上が一般的なトラックの車両装備です。覚えておいて損はないので、この際自分のトラックも確認されることをお勧めします。

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