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過積載を侮るなかれ!厳しい罰則と取り締まり強化

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過積載を侮るなかれ!厳しい罰則と取り締まり強化

トラックの最大積載量を超える過積載とは?

トラックの過積載とは、車検証上に記載されている最大積載量を超えて荷物を積むことです。
車検証の表示(例)

車両総重量 車両重量 乗車定員 最大積載量
24990kg  12480kg  110kg(2人)  12400kg

基本的にトラックの最大積載量は、車両総重量から、車両重量と乗車定員を引いた残りの重量のことを指します。
つまり、上の車検証上で計算すると
24990kg(車両総重量)-12480kg(車両重量)-110kg(定員)で求めることができます。
ここで計算された最大積載量は、12400kgとなります。そしてここで登場した車両総重量は、大型トラックで25t未満、中型トラックで8t未満と明確に決められています。つまり大型トラックの場合は、車両重量しだいで最大積載量が多くなったり少なくなったりします。わかりやすく言うと、冷凍車とドライ車が同じ構造でも、冷凍機を積んでいる冷凍車の方が車両重量が重くなるため、最大積載量は下がります。
車両重量の明確な定義はあらかじめ決められており、簡単に言うとその車がいつでも走れる状態のことです。

管理人
私がディーラーさんに車検証を通す際の車両重量を聞いた所、燃料が満タンの時を想定し(燃料が空の場合、仮の燃料想定で重さを足します。)、尚且つ規定量のエンジンオイルや、バッテリーなどを含めた車体本体の重量ということを聞きました。

トラックは最大積載量守ってれば大丈夫?いや捕まるんです!!

はい、私が言いたいのは題名の通りです。このページで言いたいことはそれだけです。これが言えれば満足です。あとの文章は飾りです。過積載で捕まるんです!!最大積載量守ってても!!なんどでも言いたくなりますね。果たしてどういうことでしょうか?

最大積載量を守ってても過積載で捕まるパターン

1、荷物の重量がそもそも間違っている。
積み込んだ荷物は指示書などにt数やkgなどで重さが記載されています。つまり自分が積んでいる荷物の重さは、基本的に把握できます。しかしながらこの荷物の重さが間違っていることがあります。指示書には10kgと書いてあるのに明らかに20kgくらいある重さのものがあります。これを積み込んでしまうと一大事です。自分は守っているつもりでも、過積載になっているなんてことがあります。変に重たいと感じたら注意してください。私の会社でも結構ありました。これで荷主とかなりもめて取引しないといったこともあります。(特に冷凍商品です)

2、車両重量がそもそも間違っている。
これが一番やっかいです。一瞬目を疑いました。ただ現実に私の会社でも起きました。あるドライバーが過積載で捕まったので、荷主にかなり文句をいいましたが、過積載はしていないと強く言われたため、改めて重量が図れる所に車を持って行き、車両重量を測りなおしました。するとどうでしょうか?

車両総重量 車両重量 最大積載量
24990kg 12480kg 12400kg
25290kg 12780kg 12400kg

車検証に記載されている車両重量より300kg多かったです。つまり車検証事態が嘘をついていました。こんなことがあり得るのかと思いますが、私は結構こういう車があると思っています。結果から言うと、この車は車検証を通す際にスペアタイヤを吊っていませんでした。(車検証を通した後に吊っています。)これトラックドライバーで気づけますか?無理だと思います。こうなってしまう原因は、トラックを作る際に最大積載量を多くとりたいという傲慢です。トラック輸送は荷物を運ぶのが仕事のため最大積載量が多いと有利です。そこで最大積載量を多くするために、あの手この手で車両重量を軽く見せるのです。これは誰の責任にするべきでしょうか?これで捕まったドライバーがかわいそうです。

管理人
私は、車検証を通す際には、さっきのスペア以外にも仕事をする上で必ず必要な標準工具を載せた上で積載を取るべきだと強く思います。あとから乗せたジョロダーなどの重さを入れると500kgオーバーとか平気でします。

過積載の取り締まりが強化されている

実は、上の例で取り締まりを受けたトラックドライバーは、500kg未満の過積載で捕まっています。昔は、500kg未満だともしかしたら見逃してくれたかもしれません。ただし今は違います。100kgオーバーでも捕まえます。そして警察ではなく、高速道路管理する公団に捕まっています。ある意味警察に捕まるより恐ろしいです。それはなぜか?高速道路の割引停止を受ける可能性があるからです。運送会社にとって高速道路を走る上での割引は生命線です。特に大型長距離トラックの場合、割引だけでかなりの金額メリットがあるはずです。トラックドライバーへの直接的な罰金はありませんが、下手すると会社を倒産させる可能性があります。そうなるとそこで働いている全体のトラックドライバーに影響がでてしまいます。トラックドライバーの皆さんはぜひ過積載に対しての認識を変えていってほしいと思います。

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