運送会社経営について

日本国内で物流の最適化の兆しが見える?

トラックドライバーの皆様、経営者の皆様、2019年12月は、昨年に比べて忙しかったでしょうか?私はそこまで忙しいとは感じませんでした。むしろ運送会社の今までの繁忙期と比べると、まった忙しく感じませんでした。一体何が起きているのでしょうか?各団体や国交省とは違った見方(民間)としてお読みください。

国内のメーカーにおける物流構築の考え方

私自身も様々なメーカーとお話しする機会があったが、基本的には『物流構築をどうすればいのか?』という話をよく耳にします。

これはコンプラ重視、運賃値上げ!と、全国のトラックドライバーさんと経営者様の圧力がボディーブローのように効いているからでしょうか?

※メーカーさんあなた達は、そのコストを消費者に押し付ければいいじゃないか。

はい冗談はさておき、通常メーカー様とお付き合いをする上で、やはり労働時間がテーマになることが多いです。

自社の働き方改革についてはもちろんのこと、荷物を運んでもらう、運転手の労働時間も考えないといけません。そうした問題を考えながら、メーカー側も自社の強みや、コスト削減を考えていかなければいけないわけです。その延長線上に来るのが物流構築をどうするか?のテーマなのです。

さて、まずは物流構築を考える前に今までのパターンを考えていきましょう。今までの物流は、

お客さんから注文があるから今から大量に生産する(結果生産者側は時期により残業時間が発生)。

そして大量に運んでもらう(運転手も時期により繁忙期が発生)という背景がありました。

このことは結果的にそこに携わる人々の時期的な過剰労働時間を生じさせていました。つまり、注文があったら大量に作って、大量に運んで、大量に売るスタイルでした。ところがそういう時代ではなくなっています。特にEC市場の増加による個人間の取引は依然活発な状況でもありコントロールが難しいと感じますが、メーカー物流においては、いつ、どこで、どれだけの量が必要かを前もって予想して販売することが主流になっています。

一流企業がポイントカードを付けてまで、消費者動向をチェックしているのは、売れないものを作る必要も、運んで貰う必要も、保管しておく必要もないからです。こうした動きに追従するように他のメーカーも流れが変わってきております。

国内メーカーによる倉庫利用が活発化している。

上の例で、ほとんどの国内メーカーが物流構築を再構築すると考えた場合、おそらく拠点間のハブ構想を考えてくるでしょう。

そして繁忙期の概念を極力抑え込めるように、計画的な供給システムを考えてくるでしょう。順をおって説明すれば、大量の注文をあらかじめ予想して生産を行い、それを計画的にハブ拠点に供給し、そこから消費者に搬入する仕組みです。

前々から大規模物流センター構想という仕組みはありましたが、今後さらに拡大するでしょう。そういう状況が確立してしまうと、我々運送事業も年間の波動が減少していきます。今回2019年の繁忙期に忙しくなかったのは、そういう現象の兆しなのかもしれません。働き方改革なかなかやるじゃないか・・・。

ほと犬
うーん・・・怖いことを申し上げると、これが進んでいく場合1番危ないのが、庸車を必要としなくなることです。孫請けで荷物を貰っている運送会社はおそらくあぶないでしょうね。今後はメーカーとの直接取引の荷物をどう提案していくかが鍵になりそうです。春先の荷物の動きはどうですかね?もしかしたら普通に景況感が悪化しているだけかもしれませんね。物の動きは経済予想の1つの指標ですので、今年は景気後退する可能性がありますね。令和2年こういったことを考えながら、今年も頑張っていきます。

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