ドライバーの仕事

アルコールチェッカーでコロナ感染について

最近、物流業界において、受付時にアルコールチェッカーを設置しない所が出てきております。その理由として、アルコールチェッカーを使用するのが不特定多数のドライバーになってしまい、コロナ感染リスクを高めているかもしれないという懸念が生まれているからです。

このような動きの中で、アルコールチェックを行う行為が感染源になり得るかを考えていきたいと思います。

 

※会社外でのアルコールチェッカーを使用する場合です。物流倉庫などです。

 

アルコールチェックでコロナの感染は起きにくい?

基本的にアルコールチェッカーでは、感染は起きにくいと考えられています。

理由としては、コロナウイルスが空気感染ではなく飛沫感染の性質を持つため、息を吹き込むだけで、吸い込まないアルコール検知器では感染しないと考えることができるからです。

こういった理由から、アルコールチェックでの感染は非常に考えにくいと言われています。

しかしながら、実際にはアルコールチェッカーの使用時に、機械に触れたり、機械に接近したりすることも考えられます。また、ストロー等を用意している所は、前任者が手に取る際に違うストローに触れている可能性もあります。

そういったことから、アルコールチェックでの感染は少なからずあり得ると考えるのが妥当でしょう。

 

アルコール消毒で誤検知の問題

上の例で、仮にアルコールチェッカーでの感染があるとした場合、手からの感染リスクが高いと言えます。そのため、手の消毒が必須と言えます。

しかしながら、実際の現場では、アルコール消毒で誤検知が発生するという問題が発生しています。

その前に一言

ほと犬
誤検知についてはメーカーが対策を発表しています。しかしながら、アルコール検知器の感染リスクについては検証もしない、公表もしないという状況です違和感はありますが、メーカーとしては当然の対応方法でしょう。

しかしだよ・・・?誤検知に対する説明だけじゃなくて、感染リスクを抑える使用方法等の説明も作った方がよくないですか?

1社もないですよ、そういう会社。 逆にチャンスだから検証するべきですよ。そういうメーカーから私は買いたい。

あと・・・国土交通省さん、色々指針を示すことができる領域だと思いますよ。物流止まりますよ?

 

追記 4月21日

東海電子㈱さんが、4月21日にアルコールチェッカーの感染リスクについての見解をHPにアップされました。54ページにわたって、様々な角度から検証されております。ボリュームがありますが、詳しく解説されております。全て読ませて頂き大変満足しました。大変素晴らしいメーカーです。

東海電子㈱ 当社の呼気アルコール検知器における新型コロナウイルス感染対策について

ちょっと脱線しましたが、話を戻します。アルコールチェッカーを使用する前に手の消毒を行うと、それに反応してしまい検知の結果が正確にならないのです。そのため、メーカー側の対策として、アルコール検知器を使用する前は、別の場所で消毒を行い、十分に乾いてからの仕様を推奨しています。

 

ほと犬
うーん。相手方がそれわかっていればいいけど・・・運転手目線だと無理かな。
結局、運送会社の義務以外(倉庫やメーカー)でのアルコール検知器は、一時的に全部外した方が無難な対応と言える。

 

コロナ予防としてアルコールチェッカーの会社での運用方法

それでは、最後に会社でのアルコールチェッカーについてお話ししていきます。

運送会社で、点呼時のアルコール検査をどうするべきか?

まず、点呼時においてのアルコール検査は義務です。やらなければ行政処分の対象となります。これはどういう状況でも変わりません。よってアルコール検知器は必ず使用しないといけません。

しかしながら、1つの機械でアルコール検知器を使用すると、上記のような問題が発生してしまいます。さらには消毒液での誤検知の問題も発生しています。

そこで、対策として次のことを推奨します。

❶.長距離ドライバーは、携帯用アルコールチェッカーで対応。

基本的に、長距離ドライバーは携帯用アルコールを持っています。(持っているはずです、なければ義務ですから買う必要があります。)これを、普段の対面点呼時のアルコールチェック機能として使用します。

❷.近距離ドライバーに関しては、グループ分けで対応

アルコールチェックを少人数に分散。何台も買うことはないので、いつも使っている機器と、数台の簡易的なアルコールチェッカーを購入して運用します。そうすることで、感染リスクの最小化が図れ、クラスター防止効果が図れます。

❸携帯用の消毒液を持っておく。

これについては、外部でアルコールチェックをする時に役に立ちます。アルコールチェック使用後に必ず消毒することで、少なくとも、自身の感染リスクを下げることができます。

 

こういった方法がベストと考えております。できるだけ共用する人数を減らすことがいいでしょう。本来ならば、自分でアルコールチェッカーを買って携帯するのが一番安全と言えます。受付時にアルコールチェックを求められても、それを見せて確認してもらえればいいです。

 

アルコールチェックの法的解釈

法律的にはアルコールチェッカーは点呼時に使用の有無を確認するだけです。数値が表示できるものであれば問題ないし、検査レシート等の保管義務もありません。

以上がアルコールチェッカーの運用方法です。

ちなみにアルコールチェッカーはタニタ製の3,000円くらいのものを使用しています。
参考 タニタ アルコールチェッカー 

以前、タニタさんに300個くらいの大量発注の注文を出しましたが、値段が数百円くらいしか変わらなかったので普通にアマゾンから買った方がいいです。

ほと犬
私も家族で感染させたくない人間がいるので、推奨しております。特に高齢者の家族と同居している場合は、ぜひ気を付けてください。自分を守るのも必要ですが、他人を守ることを考えたら、こんな事は朝飯前です。頑張りましょう。

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