トラックドライバーは車を運転する職業であるため、常に事故と隣合わせといっても過言ではありません。今回は、実際に事故が発性した時に、備えておいた方がいいアイテムを紹介していきます。義務化されているものもあります。
①三角停止表示板(三角表示板)
故障や事故が起きたときに、後方車両に異常を知らせる物で、停止車両の後方に設置します。
一般道路において使用の義務はありませんが、高速道路においては、故障車両表示義務違反となり、違反点数1点、罰則金数千円をとられるます。

②発炎筒
発炎筒は、緊急時に使用される筒状のアイテムですが、三角停止表示板と同じように、後方車両や周りの第三者に異常を伝えるために使用します。基本的に発炎筒は、乗用車やトラックに必ず備えて置かなければならないものとして義務化されており、車検を受ける際にも必要な装備です。
発炎筒は、従来のタイプのものと、LEDタイプの物がありますが、それぞれメリットデメリットが存在します。従来のタイプは、値段が安く視認性に優れていますが、1回だけの使用で期限があるなどのデメリットがあります。またLEDタイプの物は、何回も使用できますが、値段が割高で昼間の視認性が悪いなどのデメリットがあります。
③ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは、交通事故において現在においては必須のアイテムです。事故が起きた瞬間の映像や音声を自動で記録するため、事故が起きた際、第三者の目撃情報がなかった場合や相手当事者との意見の食い違いなどが発生した場合などに非常に有力な証拠になります。
また私は経験がないし、周りで聞いたことはないですが、警察の誤認逮捕などの証拠にも使えます。現在トラックやバス、タクシーなどの運送業界において、ドライブレコーダーを装着していない会社はほとんどいないといっても過言ではありません。
もし自分の会社がドライブレコーダーを装着していない場合は、ぜひ取り付けを促すように言って、自分も会社も守るようにしてください。

このように、事故が起きた際に必須のアイテムが存在します。特にトラックドライバーは、備えがきちんと
されているか必ずチェックした方がいいです。逆にこういった備えができていない会社は、自分の身を守る
こともできません。命に関わる場合もあるのでぜひ確認をしてほしいです。
